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2011年3月10日

Tim Ingold氏講演会/シンポジウムにディスカッサント・司会として出演します

Ingold_lectures.jpgIngoldさんは人類学者ですが、ヒトという動物がつくりあげる文化について、あくまでもそれは自然と地続きであるという立場から論じている極めてユニークな思想家でもあります。依拠する理論は大変幅広くギブソンらの生態心理学のみならずマルクスからドゥルーズ=ガタリ、ユクスキュルからスーザン・オヤマの遺伝学にまで及びます。こうした錚々たる哲学・思想のテキストを、ちょっといいのかな?と思うくらいに、ベタで生な日常的経験に引き寄せ、力強く議論を展開していくところがIngoldさんの面白いところです。

 

シンポジウムでは徹底して「生きること」から「かたち」を立ち上げようとしている二人の建築家、塚本由晴さんと平田晃久さんをお招きして、Ingoldさんの主張を出発点に実作を交えて議論する予定です。「ふるまい」から建築を捉えようという塚本さんと「からまりしろ」としての建築を考えようとする平田さん、生の流れのテクスチャーを編むこととして建築を捉えようとするIngoldさんの議論が出会います。

 

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第1回:2011 年4月7日(木)15:3018:00 立教大学7号館7202 教室

「天地世界の中央にある円錐形の小屋 / The conical lodge at the center of the earth-sky world

ディスカッサント:村田純一(立正大学)・河野哲也(立教大学)

 

第2回:2011 年4月9日(土)13:3018:00  東京大学駒場キャンパス18号館ホール

シンポジウム「<生きること/ つくること>としての建築」

パネリスト:Tim Ingold・塚本由晴(アトリエ・ワン)・平田晃久(平田晃久建築設計事務所)

ディスカッサント:池上高志(東京大学)・関博紀(東京大学)

 

第3回:2011 年4月11 日(月)16:3019:00 東京大学駒場キャンパス18号館4 階コラボレーションルーム1

講演会「点、線、対位法: 環境から流動空間へ/Point, line, counterpoint: from environment to fluid space

ディスカッサント:野中哲士(吉備国際大学)・柳澤田実(南山大学)

 

第4回:2011 年4月12 日(火)17:0019:00 南山大学名古屋キャンパスB22

講演会「生に向かう人類学/Anthropology comes to life

Tim Ingold1948 年生まれ。アバディーン大学(英)社会人類学教授。生態心理学、生物学、考古学、芸術学をクロスオーバーする学際的な人類学研究を精力的に展開し、晩年のエドワード・リードに大きな影響を与えたことでも知られる今日最も注目すべき思想家の一人。著書にThe Perception of the Environment: Essays in Livelihood, Dwelling and Skill, Routledge,2000Lines, Routledge,2007 など。2011 4 19 日には今回の講演内容も含まれた最新刊Being Alive: Essays on movement, knowledge and description ,Routledge が公刊される。

主催:科学研究費補助金「生態学的現象学の技術哲学的展開」(基盤B、研究代表者: 村田純一)、「生態学的なコミュニケーション論と社会的アフォーダンスに関する実証哲学的」研究(基盤B、研究代表者: 河野哲也)、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」(UTCP)、南山大学人類文化研究所

*事前登録不要・使用言語英語(翻訳講演原稿配布・シンポジウムのみ同時通訳あり)

*連絡先:河野哲也(tetsuyakono@rikkyo.ac.jp

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